データベース

ここでは C# から ADO.NET を利用してデータベースを利用する、基本的な方法について説明します。

C# の言語そのものというよりは、.NET Framework の ADO.NET の利用方法になります。

ADO.NET というのは、.NET Framework のデータアクセスコンポーネント一式を指す言葉、と考えていて問題ありません。

その昔、DAO (Data Access Objects) という COM コンポーネントがあり、その後、ADO (ActiveX Data Object) が使われるようになりました。

そしてその後、.NET Framework が使われるようになったときに、なんでも ".NET" ということになって ADO が ADO.NET という風になった・・・ というのが歴史的な流れですが、今では他に代わるものもないので、要はデータアクセスライブラリが ADO.NET と考えて問題ありません。

様々なデータプロバイダーに同様の方法でアクセスできるように、ADO.NET はアプリケーションに統一的なインターフェイスを定義しています。

例えば、データベースへ接続するためには、OLE DB あるいは ODBC といったデータプロバイダーを介して接続することが可能ですが、 ADO.NET を使えばほとんど同じ方法でデータを参照あるいは操作することが可能になります。

ここではマイクロソフト SQL Server に接続して、データを参照したり、更新したりする基本的な方法を紹介します。

C# で使えるデータベースの情報を効果的に表示・編集するには DataGridView が便利です。ここでは DataGridView の基本的な使い方を紹介します。

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