C# の while 文
C# の while 文で繰り返し処理を行う
while 文を使うと、条件が真 (true) の間、それに続くコードブロックが繰り返し実行されます。
while 文は次の形式で記述します。
while (条件)
{
// ここのブロックが繰り返される
}
while で書いた条件式が判定され、それが true である場合に、while に続くコードブロックが実行されます。その後、再度条件式が評価され true であれば再度処理が実行されます。
例えば、int 型の変数 i が 5 よりも小さい間、処理を繰り返すとした場合次のようになります。
var i = 0;
while (i < 5)
{
Console.Write($"{++i}");
}
// 12345
C# の do-while 文で繰り返し処理を行う
C# の do-while 文では、はじめに一度コードブロックを実行してから、 繰り返し処理を行うかどうか条件式を判定します。
do-while 文は次の形式で記述します。
do
{
// ここのブロックが繰り返される
} while (条件);
do-while は何かを処理し、まだ残りがある場合は処理を繰り返す,というような処理に向いています。
サンプルコードは次のようになります。内容は上の例と同じです。
var i = 0;
do
{
Console.Write($"{++i}");
} while (i < 5);
while 文、do-while では終了条件に注意
while 文や do-while 文を利用する場合には特に、処理 (ループ処理) を続ける条件に注意しましょう。 正しく条件を設定しないと、永久に処理を繰り返し続ける無限ループに陥る可能性があります。
上の例では、変数 i を while の条件判定に使っていましたが、もし繰り返しブロック内で変数をインクリメントするのを忘れると無限ループになってしまいます。