C# の if 文
C# の if 文
C# の if 文を使うと、条件によって、処理を分岐させることができます。
if 文は次の形式で書きます。
if (条件)
{
// 条件が真 (true) の時に実行されるブロック
}
条件式は論理的に複数組み合わせることもできます。
var state = "CA";
var age = 20;
if ((state.Equals("CA")) && (age >= 21))
{
// ...
}
&& は AND、 || は OR を意味します。
文法的には条件が真の時に実行されるステートメントがひとつの場合には、 {} を書かなくても構いません。また、改行をする必要もありません。このため次のように、一行で書くこともできます。
if (条件) Console.WriteLine("Hello!");
しかし、読みやすいコードを書くためには、常に { と } のペアが揃っていて、コードブロックの範囲がひとめでわかるように書くとよいでしょう。
C# の if-else 文
条件が true の時にのみ実行される部分のほか、 条件が false の時に飲み実行される部分が必要な場合には、 if-else 文を使います。
else ブロックは条件が false の場合にのみ実行されます。
if (条件)
{
// 条件が真 (true) の時に実行されるブロック
}
else
{
// 条件が偽 (false) の時に実行されるブロック
}
C# の if 文で条件が複数ある場合
条件判定が複数ある場合には、if-else if-else という形式で条件を複数書くことができます。
if (条件1)
{
// 条件1 が true の場合に実行される
}
else if (条件2)
{
// 条件1 が false かつ、条件2 が true の場合に実行される
}
else
{
// 条件1、条件2 共に false の場合に実行される
}
例えばコンソールで数字の入力を促し、入力された数字によって条件を分岐するには次のようにします。
var m = 0;
do
{
Console.Write("Enter number: ");
} while (!int.TryParse(Console.ReadLine(), out m));
if (m > 50)
{
Console.WriteLine($"m > 50: m = {m}");
}
else if (m > 5)
{
Console.WriteLine($"m > 5: m = {m}");
}
else
{
Console.WriteLine($"else: m = {m}");
}