C# の .NET Core 開発環境の構築
.NET Core SDK とは
.NET Core SDK というのは、.NET Core 環境で実行するアプリケーションを開発するための開発キット (SDK) です。
.NET Core SDK をインストールするだけで、C# で開発を始めるためのひと通りの開発環境が揃います。
Windows だけで実行する場合には .NET Framework 向けの .NET Framework SDK というのもあります。 しかし、こちらはひとことで言えば古い SDK です。.NET Framework で動作するプログラムをメンテナンスする必要があるなど、何かの事情があるときは .NET Framework を選ぶ必要がありますが、 そうでない場合は、これから C# を学習する方は .NET Core SDK で始めることをお勧めします。
.NET Core SDK のインストール
.NET Core SDK はマイクロソフトの .NET ダウンロードサイトからダウンロードできます。
利用対象 OS は Windows だけではなく、macOS、Linux などもサポートしていますので、ご利用の環境に合わせてインストールしてください。
基本的にインストーラを実行するだけで、環境の設定は終了します。
.NET Core SDK のインストールが完了したら、ターミナル (Windows ではコマンドプロンプト) を開き、次のように dotnet コマンドに --version オプションを渡して実行し、バージョンが表示されることを確認しましょう。
dotnet --version
3.1.401
VS Code のインストール
Visual Studio Code (VS Code) はクロスプラットフォームで利用可能なフリーのエディタです。
C# のコードを編集するためにはテキストエディタなら何でも構いません。 しかし、当サイトではクロスプラットフォームで使え、エクステンションも豊富で評判の良い VS Code をおすすめします。
VS Code をインストールしたら VS Code を起動して、
メニューから を選択します。コマンドパレットから code コマンドで VS Code が起動できるようになります。
を選択します。これでターミナルから